睡眠(と父)のこと

眠れなくて困ったことは、ほとんどない。年齢とともにどんどん寝つきが良くなっているんじゃないかと思う。前職でちょっと気がおかしくなっているようなときも、不眠などの症状が出ればいよいよ病院行きだったのだけど、むしろ毎日、逃げるように眠りについ…

今朝のこと(近所のおじいさんと八百屋さん編)

毎朝41分発の電車に乗ると、予定では始業9分前に会社に着く。およそ1時間半かけた3つの満員電車での通勤は、たいていどれかの線路に人が落ちるし、具合がわるいお客さまを途中で降ろすから、4分前くらいになる。本当は31分発か、せめて36分発に乗りたいとは…

インターネットの思い出のこと

インターネットと出会ったのは小学6年生のときのクラブ活動だったと思う。3年生から演劇クラブで、耳のとおいおばあちゃん役として華々しくデビューした舞台を、6年生で降りようと決めたのは、学校に入ったばっかりの新品のパソコンを使えるカッコイイワタシ…

映画をみること(あと少し、しごとのこと)

ここ1、2年で、映画館によく行くようになった。よく行くと言っても月1くらい、行かない月もあったし2週連続で行くこともあった。過去に見た作品がない分、TSUTAYAでのレンタルも増えた。映画を映画館で見るひとと行動をともにするようになったのはもちろん、…

同窓会のこと

もっとたのしめるような気がしていた、10年ぶりに会うみんなたちは、10年分しらないひとになっていて、毎日なんとなく顔を合わせていた頃とは確実に違う、見えない間のその変化が、あるいは変わっていないからこそ、知らない時間の溝を濃くしていた。2時間の…

ちいさい頃のこと(親子喧嘩編)

こどものとき、親の言うことをものすごく理不尽だとかんじて憤ったことがある。小学6年生とか、そのくらいのことだった気がする。いちばんだいじなことなのに、内容は忘れてしまった、父と怒鳴りあいになって、殴られはしなかったけど、頭突きをされた、びっ…

写真が消えた話

とてもかなしいことがあった。2013年10月以降のiPhoneで撮った写真が、みんな消滅してしまった。 予兆は2年前からあった、写真の同期がどうしてもできなかったのである。なんらかのエラーが発生したとかで、何度やっても読み込みが中止されてしまうのだ。 わ…

アニメのこと

アニメのたまらなく好きなところは、その瞬間たちはみんな、ひとが描いたものだ というところ。 たとえば、たまこまーけっと2話のBパート(CM明けすぐ)、教室でみどりちゃんがたまこに髪を触られるシーン、 そのときたまこが出すのは右手で、視聴者からはみど…

音楽との関係のこと(と雑談力のこと)

クラブに行くこと の記事を書いてから、なんとなく立て続けにクラブにいくようになっていて、 きょうは仲間たちからパイセンと呼ばれている友人の、めちゃくちゃレスポンスの良い、打てば響きまくるしっかりした信頼できるサラリーマンでありながらとつぜん…

わたしの基盤みたいなともだちのこと

人生のなかで分岐点はたぶんいつもだけど、なかでもわたしは2人の女の子がいなかったらいまここにいないなっておもっている。きょうはそういうタイプのエモくて長い話をします。1人はTwitterでもよく言っている、営業会社の偉い人に負けて場所を選ばず号泣で…

クラブに行くこと

わたしがクラブに行っていたのは、仕事のことを忘れたかったからだった。 人がたくさんいて暗がりで音楽が大音量で鳴ってて光がビカビカしててお酒を飲むと楽しくなって知らない人とどんどんともだちになって目を閉じて頭を振れば音がきもちよくて記憶もお金…